IELTS勉強法&Tips
仮定法
アイエルツライティングにおいてもスピーキングにおいても文法には気をつけるべきです。あやふやなまま使っていると、減点の対象になりますし、小さなミスを減らしていくことがアイエルツスコアアップへの確実な道となります。
わたしがアイエルツ対策中にたびたび「あれ?」と悩んでしまう文法が仮定法でした。ここできちんと復習しておきたいと思います。
Zero Conditional: Certainty
If you heat chocolate, it melts.
この形はどういう時に使いますか? 例えば、フライパンにチョコレートを入れて火にかけてみたらどうなりますか? とけますよね。Zero Conditionalは未来や過去についてのお話ではありません。もっと言うと現在のことでもないのです。「結果」について述べるときに使います。それも、いつでも同じ結果になるようなことについて使います。チョコレートの例の他には、例えば「If I am late for work, my boss gets angry」「If I don’t eat, I get hungry.」というように。これがZero Conditionalです。
First Conditional: Real Possibility
If it rains, I will stay at home.
では、この形はどうでしょう? 想像してみてください。例えば、ある日の朝、家にいます。空をみてみると雲が多くて今にも雨が降りそうです。午後には友達とサッカーをする予定があります。このシチュエーション(「未来」の事柄について、かなりの確率でそれが起こりそうなとき)には、First Conditionalです。他には、「If I see Marie, I will tell her about it.」「If he don’t pass the exam, his parents will be sad.」などがFirst Conditionalです。
Second Conditional: Unreal Possibility or dream
If I won the lottery, I would buy a house.
次に、この形はどうでしょう? First Conditionalと同じく、わたしたちは「未来」について考えています。ところがこの形は、「可能性が低いこと」や「夢のようなこと」の場合に使います。例えば、将来のいつか、ロトのチケットを買うかもしれません。そして当たるかもしれません。つまり、その結果が起こる確率がとても低いとき、でも可能性がゼロではない場合にSecond Conditionalを使います。他には、「If I married Tom Cruise, I would be very happy.」などがSecond Conditionalです。
Third Conditional: No Possibility
If I had won the lottery, I would have bought a house.
最後に、この形はどうでしょう? First ConditionalとSecond Conditionalは未来について考えていました。Third Conditionalは「過去」についてをあらわします。それも「起こらなかった過去」についてです。夢のようなこと、そして夢のまま終わってしまった場合がThird Conditionalです。もしロトに当たっていたら(実際には当たっていない)、家を買ったのになぁ(実際には買えなかった)というシチュエーションですね。他には、「If I had seen Marie, I would have told her about it.」などがThird Conditionalです。
まとめ
Probability | Conditional | Example | Time |
100% | Zero Conditional | If you heat chocolate, it melts. | Any time |
50% | First Conditional | If it rains, I will stay at home. | Future |
10% | Second Conditional | If I won the lottery, I would buy a house. | Future |
0% | Third Conditional | If I had won the lottery, I would have bought a house. | Past |