間違いやすい英語
In spite of / Despite
「In spite of」と「Despite」の使い方がごちゃまぜになっていませんか? Despiteの後にofはつかないので、注意してくださいね。どちらも「〜にもかかわらず」を意味し、馴染みのある表現ですが、下記のような使い方をするとフォーマルな印象をあたえます。
In spite of the fact that=but
In spite of the fact that he studied very hard, he didn’t pass IELTS.
Despite the fact that=but
Despite the fact that he studied very hard, he didn’t pass IELTS.
例文のようにならないためにも(笑)、やみくもに勉強するのではなく、IELTSの特徴を知って、IELTSのスコアをアップするための勉強に時間をついやしてくださいね。
間違いやすい綴り
アイエルツのライティングではスペルミスは減点対象になります。そして、リスニングでも単語の綴りを問われる問題がでてきますよね。それも、うまい具合に「あれ?」と思うようなものばかり……。少しでも自信のない単語は、面倒でもその都度辞書で調べて、正しいスペリングを覚えるようにしてくださいね。
下記は間違いやすい綴りのほんの一覧です。どうでしょう? 正確に書く自信はありますか? どなたかに声にだしてもらって、書き取りをしてみてくださいね。
- accommodate
- appreciate
- beginning
- beneficial
- conscientious
- scientific
- criticism
- deceit
- disapprove
- embarrassed
- February
- freight
- guard
- immediately
- Wednesday
- occurrence
- parliament
- relief
- technique
- unconscious
どうでしたか? スペルミスはほんと〜にもったいないです。わたしも、スペルミスで苦いおもいをした経験があります。アイエルツ・リスニングで「ヘリコプター」を問われ「hericopter」と書いてしまいました。もしかしたら、この一問でスコアが一つ下がったかもしれないと思うと、ずいぶん悔しかったです。なので、あやふやなものは後回しにせず、そのときに調べる習慣をつけてくださいね。
Singular or Plural? Countable or Uncountable?
単数形と複数形(や、数えられる名詞と数えられない名詞)の使い方を意識している日本人って、そんなに多くはないのでは? もしかしたら、「い〜や、わたしはいつも単数形と複数形、数えられる名詞とそうでない名詞をちゃんと使い分けていますっ!」という方もいるかもしれません。
でもわたしは、恥ずかしながら、IELTSの先生に指摘されるまで、その単語が「Singular」なのか「Plural」なのか、「Countable」なのか「Uncountable」なのかなんて気にしたことがなかったんですね。でもそれではいつまでたってもスムースな英語には近づかないんですよね。
ということで、IELTSのライティングにおいてもスピーキングにおいても、その単語に「s」がつくのかつかないのか、冠詞がつくとしたら「a」なのか「the」なのか等々を意識するよう心がけてみてください。IELTS対策のためだけでなくても、ネイティブが書いた英文をちょっと気にして読むようにするだけで、なんとなく感覚がつかめてきますよ。
たいした対策でないように思えて、実はこうした小さなミスのつみかさねが、IELTSスコアの伸び悩み(特にスコア6あたり)や、自分の話す/書く英語がいつまでたってもネイティブに近づけない原因の一つだったりします。ぜひ、気にしてみてください(笑)。