IELTS勉強法&Tips
IELTSライティングTask1で使える表現 / グラフの下降傾向その1
IELTSライティングTask1において覚えておくと役立つ表現です。グラフに関するものと本文に関するもの、それぞれいくつかのパターンを頭に入れておき、グラフの種類や内容によってアレンジしてみてくださいね。
ちなみに出題されるグラフや図の種類は「Pie Chart」「Bar Graph」「Line Graph」「Table」、そしてごくまれですが「Diagram」などがあります。
今回はグラフに関するサンプル表現です。
・During the 1990′s, there was a downward trend in _______________.
下降傾向を表現しています。inの後には、何についてのグラフなのかを続けます。例えば、in the number of students studying abroad. などなど。
『English Collocations in Use Advanced』
IELTSの勉強をはじめてから、「Collocation」を意識するようになりました。コロケーションとは単語と単語の組み合わせのことを言います。自然な英単語の組み合わせを頭に入れておくことはIETLSのスピーキング対策にもなります。IELTS対策用教材ではありませんが、単語の組み合わせを間違わないためにも一冊持っておくと勉強になります。
『Common Mistakes at IELTS Advanced』
このテキストはIELTS対策用としてだけではなく、英語力アップにも役立つと思います。中級以上の英語力で、そこから伸び悩んでいる人に「あれ? どうだったかな?」という点をついてきます。こういう細かなところをちゃんと理解していないと7.0以上は難しいし、「いつまでたっても英語が……」という悩みから逃れられないのかもしれません。サイズが小さいので持ち歩き用にもおすすめです。『Common Mistakes at IELTS Intermediate』もありますが、個人的にはAdvancedのほうが勉強になりました。情報量が豊富です。
採点基準を知ろう
どんなテストでも、その特徴や形式を理解したうえで対策をたてることが大切ですが、採点基準を知っておくことも忘れてならないポイントです。IELTSのスピーキングとライティングに関しては細かな採点基準が公表されているので、まずはそれらを確認しましょう!
IELTS Speaking Band Descriptors (Public Version)
IELTS Writing Band Descriptors: Task1 (Public Version)
IELTS Writing Band Descriptors: Task2 (Public Version)
何度受験しても目標スコアに達しない人、6.0あたりで伸び悩んでいる人などは、Band6とBand7の違いは何なのか? Band8をとるためには何が必要なのか? など知っておくと、どこに気をつけて勉強したらいいのかみえてくると思います。
わたしも最初は知らなかったのですが、これらを確認したことにより、Band7以上を目指すのであれば、アカデミックなボキャブラリー使用はもちろんのこと、小さなミスにも注意するようになりました。
自身の意識を変えていくうえでも参考になるのではないかと思います。
『English Grammar in Use With Answers』
海外の学校で英語を勉強した経験のある人なら、見たことがあるかも。言わずと知れた有名テキスト。スピーキングにしてもライティングにしても、基本文法を理解していなければいつまでたってもレベルアップはのぞめません。弱点箇所のみをピックアップして勉強してもいいし、復習をかねて最初から最後まですべて解いてみてもいいし、とにかく持っていて損のない一冊だと思います。
Singular or Plural? Countable or Uncountable?
単数形と複数形(や、数えられる名詞と数えられない名詞)の使い方を意識している日本人って、そんなに多くはないのでは? もしかしたら、「い〜や、わたしはいつも単数形と複数形、数えられる名詞とそうでない名詞をちゃんと使い分けていますっ!」という方もいるかもしれません。
でもわたしは、恥ずかしながら、IELTSの先生に指摘されるまで、その単語が「Singular」なのか「Plural」なのか、「Countable」なのか「Uncountable」なのかなんて気にしたことがなかったんですね。でもそれではいつまでたってもスムースな英語には近づかないんですよね。
ということで、IELTSのライティングにおいてもスピーキングにおいても、その単語に「s」がつくのかつかないのか、冠詞がつくとしたら「a」なのか「the」なのか等々を意識するよう心がけてみてください。IELTS対策のためだけでなくても、ネイティブが書いた英文をちょっと気にして読むようにするだけで、なんとなく感覚がつかめてきますよ。
たいした対策でないように思えて、実はこうした小さなミスのつみかさねが、IELTSスコアの伸び悩み(特にスコア6あたり)や、自分の話す/書く英語がいつまでたってもネイティブに近づけない原因の一つだったりします。ぜひ、気にしてみてください(笑)。
『Vocabulary for IELTS』
ジャンル別にボキャブラリーを増やすことができます。とっつきにくい分野の単語でも、IELTSで高スコアを目指すなら知っておかなければなりません。根気よく一冊こなせば、かなりの語彙数を習得できるはず。
『日本人の英語』
IELTS対策用教材ではありませんが、勉強になります。IELTSに向けて勉強しているとき、ちょっと息抜きにと軽い気持ちで読んだら、「なるほど~」と思うところがいくつかありました。この本を読んでから、同じ著者の『続日本人の英語』『心にとどく英語』『英語塾』と続けて購入しましたが、冠詞の使い方、関係代名詞の使い方などに注意するようになりました。ライティング力アップにつながったと思います。
『Cambridge IELTS 7 Self-study Pack』
まったくIELTSのことを知らない人、とにかくサンプル・テストに挑戦してみたい人向け。自分の弱点克服やテクニックを勉強するというより、模擬試験として練習するのにおすすめです。